タスク管理について再考するきっかけにー日本初のバレットジャーナルの本読みました

先日、日本初のバレットジャーナルについての本が発売されました。

著者の方のブログ(MANDARIN NOTE)は以前から拝見していたので、
発売前から楽しみにしていて、発売されてすぐ買いに行き、読んでみました♪

目次

1. バレットジャーナル

そうそう、「バレットジャーナル」って本質は”箇条書き”なんですよね。

バレットジャーナルのバレット(Bullet)ですが、”弾丸”という意味で、箇条書きの頭に書く「・」などの記号を”bullet point”と言うそうです。箇条書きで予定やタスクなどを管理するノート術、という事で”バレットジャーナル”と名付けられたようです。

インターネットで検索してみたことがある方は、”マステやイラスト、飾り文字で彩られた写真映えする手帳術”という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

海外でのバレットジャーナルの人気はものすごいものがあり、元がシンプルがゆえ、基本形からどんどん進化し、その進化系が広まっている状態ですね。(写真映えするものの方が拡散しやすい・・・)

そんな進化系を目にして、”わぁ、私には無理・・・”と思い諦める方も多いようですが、本当は、”ペン1本とノート1冊”で始められるノート術(手帳術)です。

今回の本は、その”ペン1本とノート1冊”で始められる基本から解説された本です。

2. 今回の本の内容

・第1章 バレットジャーナルのつくり方、はじめ方
・第2章 私は、こんなふうに使っています
・第3章 つくると便利な「コレクション」アイデア集
・第4章 みなさんのバレットジャーナル、見せてください!

以上の4章で構成されています。

基本のはじめ方から、著者Marieさんが実際どのように使っているか、そして他のユーザーさんの例など、イラストや実例写真も多く載っていてとてもわかりやすい。

今まで公式ページやいろいろなブログでなんとなくやり方は知っているけど、という方も一冊の本にまとまっているので理解しやすいと思います。

これからやってみたい方、やってみたけどイラストなどが描けなくて挫折した方、ぜひ読んでみてください。

そして、(バレットジャーナルに興味なくても)ToDo管理(タスク管理)の方法を改善したい方にもおすすめ!

バレットジャーナルは、”予定もタスクもメモも一冊にまとめる手帳術”ではありますが、タスク管理の要素が強いです。

やり残したタスクをどのように処理するか、公式ページで説明されている内容はなんとなく実践していましたが、Marieさん自身の運用方法が図と共に詳しく書かれていてとても参考になりました。

もうちょっとタスク管理についてうまく回して行きたいと思っていたところなので、取り入れてみたいと思いっています。

3. 私のバレットジャーナル(現在と今後)

私自身、バレットジャーナルを始めて約1年。
元々手帳好きでしたが、市販の手帳だと、どうしてもしっくりこない時(中だるみ?)があって、年のうち2ヶ月くらいは空白になってしまうこともありました。
それが、バレットジャーナルにしてから手帳を開かない日が無くなったんですよね。

元が何もないノートなので、ちょっとした生活の変化にも柔軟に対応できるのがいいと思っています。

現在の私のバレットジャーナルは、ちょっと進化系にはみ出した感じ?
始めたきっかけは、時間管理とタスク管理をまとめて1冊でしたかったのですが、理想とするフォーマットが市販の手帳で見つからなかったから。
なので、バーチカルのフォーマットも書いています。

自分の理想のフォーマットを描けるのは楽しいのですが、正直に言うと、時々、面倒に思うこともあります。

なので、来年は一度、時間管理の部分は市販のバーチカル手帳を使い、バレットジャーナルはタスク管理に特化(基本形に近い形で運用)させようかと考えていました。

今回、この本を読んで、改めて基本の運用を確認でき、またタスク管理の方法やリストの作り方など、ヒントもたくさん得られました。

”バレットジャーナルはタスク管理メインで”と考えていましたが、運用方法がいまいち詰め切れていなかったことに気づき、ちょっとシミュレーションしてみてます。

(そして、手帳運用について根本から考えたくなってきた・・・もう一度手帳会議です!(もう来年用の何冊か買ったけど・・・))

またどのように変化したかブログでお伝えしたいな、と思います。

4. 最後に

著者のMarieさんは、基本形に近い形でバレットジャーナルを実践されている方で、基本のシンプルな方法を説明された本ですが、特に進化版を否定するものではないと思います。

フォーマットやイラストを描きこむことで癒しを得るタイプの人は、大いにそれをたのしめばいい。使い始める前にいちいちフレームや表を自分で書かなければならないのが重荷になるのなら、自分がストレスを感じない方法を選べばいい。(P.61)

自分が楽しく続けられる方法が一番ですね。

でも、イラストいっぱいのかわいいノートを楽しみたいとしても、予定やタスク管理を兼ねるのであれば、ぜひ基本は知って置いて損はない!

バレットジャーナルを始めてみたいなーと思っていた方も、
写真映えする手帳術でしょ、と敬遠していた方も、
挫折してしまった方も、
タスク管理の方法を探している方も、
ぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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