わたしが感じるバレットジャーナルのいいところ

高校生の頃に手帳というものに出会い、すっかり手帳マニアになってしまった私。
毎年毎年、手帳売り場に何ヶ月も通いつめ、数ヶ月かけて翌年の手帳を決めることを繰り返していましたが、それでも、どこかしらに少しの不満を抱えていました。
”ここの線がもう少し薄かったら・・・”
”このフォントが違ったら・・・”
”時間軸が早朝から欲しい・・・!”

我慢したり、少し手を加えてみたり、なんとか使っていたところに知った「バレットジャーナル」という手法。
ノートに自分の好きなように手帳を作れる・・・!

こんなにこだわるなら自作した方がいいかな、と考えていたことはあったけれど、実際どうやれば良いか分からず、なんだか大変そうな気がして実行に移したことはありませんでした。
しかし、バレットジャーナルのやり方やユーザーさんたちの工夫などをネットで検索してみると、これはいいかも!楽しそう!真似してみたらできるかも!と始めたのが2016年の10月。そこからどんどんはまってしまいました。

(今は、普通の手帳との併用ですが、)私がバレットジャーナルをやってみて、ここがいい!と思うところをまとめてみます。

目次

書くスペースが決められていない!

通常の手帳だと、1日分のスペースが決められています。
見開き一ヶ月のものから、1日1ページのものなど、1日分のスペースがあらかじめ枠で区切られているので、基本的にはその中に書くことになります。ですが、たくさん書きたい日もあれば全く書けない日もあるもの。
書けない(書くことがない)日は、そういう日だったんだなぁと思う心の余裕があればいいのですが、ずーっと空白が続くと、「手帳が使いこなせない・・・」「手帳に挫折した・・・」なんて思ったりすることも。特に、年始にこうやって使いたい!あれも書きたい!これも描いてみたい!と希望を持って選んだものならなおさら挫折感を感じてしまったりもします。

ですが、バレットジャーナールは、都度自分で書き足していく手帳術。
その日の書く分量に合わせてスペースを取ればいいので、1日に複数ページ使っても1日2、3行でも。
書けない時期があっても、その分のページを飛ばす必要もないので、”書けない日”が目立ちません

「今日も書けなかった・・・」という罪悪感を持たずに済みます。

また、書きたいことがあっても書くスペースが限られているからこれは書かないで置こう、ということもなくなります。
書く量と、書けるスペースを気にするのも小さいことですが、意外とストレスになってしまうのですよね。

どこに書くか考えなくてよい

何か書こうと思った時に、「この情報は付箋に書こう」「これは、このノート」「あれは、こっちのページ」と考えることがありますよね。
でも、この「どこに書こう」と迷うこともプチストレスの原因に

その点、バレットジャーナルは、1冊のノートに全ての情報を書き込んでいくのが基本。
何か書くときは、迷うことなくその日のページを開いて、書き込むだけ。

プチストレスも重なると、書くこと自体が億劫になってしまうことになりかねません。
迷って、面倒だから書くのやめておこう、というのはもったいない。
書き出すことで、忘れることも減り、頭の中がすっきりするという効果もあります。
書くことに対するハードルを下げるのは、手帳を続け、そして生活をうまく回していくのに、とても重要だと感じています。

同じような情報を書くことが多ければ、それをまとめてコレクションページにしたり、インデックス(目次)を活用して情報を探しやすくしたりするといいですね。

自分に合うフォーマットを自由に作れる

バレットジャーナルでは、必ずしもフォーマット(枠)を描く必要はないですが、まっさらなノートに自分で書き足していく手帳術なので、フォーマットも自分に合うように描くことができます。
ネットで検索すると様々なフォーマットを楽しんでいる画像が多く出てきます。

実は、私も自分が使いたいフォーマットの手帳が見つからなかった、というところからバレットジャーナルをはじめました。
自分の理想に近い市販の手帳を探し、少し我慢しながら使っていましたが、”理想”が頭の中にあるので、やっぱりなんだか少しだけ使いづらい。
バレットジャーナルを始めて、自分の理想のフォーマットを描くようになってから、予定やToDoを書き出すのがすごく楽になった感覚がありました。自分に合うものを使うのはとても大事ですね。

そして、自分で少しずつ書き足していくという手法のいいところは、今週のこのフォーマットちょっと使いづらいと思ったら、次から変えていけるところ。市販の手帳で合わないと思っても、なかなか買い直しは勇気がいりますが、次のページから新しいフォーマットを試せるので、自分に合うものを見つけるのにとてもよかったです。

ただ、こちらの”フォーマットを描く”は上に書いた”書くスペースが決められていない”と少し矛盾すること。
フォーマットを描くことで、自分でその日の書くスペースを区切ってしまうことになります。
私は、1週間分の予定とToDoを書くページは、フォーマットを作っていましたが、そのあとのページは自由に使います。ここの分量は日によって違います。
そして、日曜の夕方や月曜の朝に翌週分のフォーマットを作る、というようにしていました。これでなんとか自分の好きなフォーマットと、書くスペースを気にせず書く、ということのバランスを取っています。

繰り返しになりますが、フォーマットを作っている人は多いですが、必ずしも作らなければならないものではありません。バレットジャーナルの本質は箇条書きで予定やタスクを管理すること、全ての情報を1冊にまとめること。
そこから使いやすいように自分なりのアレンジで楽しんでいければいいのかな、と思います。

最後に

バレットジャーナルをやっていて、個人的にここは良いなと思うことをまとめてみました。
ノートに自分で全部書いていくと考えると面倒な気もしますが、私にとっては、自由に、そのときに合った形で予定などを管理できるというのは、とても気持ちがいいものでした。

手帳好きではありましたが、やはり書けない時期があったり、”この手帳挫折したな”と思うこともありました。
バレットジャーナルに出会って、手帳や書くこと自体をより楽しめるようになってきたと思います。

これからも、書くこと自体を楽しんでいけたらな、と思っています。

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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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