家事時間を短縮したいという思いと自分が捕らわれていたこと

息子が幼稚園に入園した春頃から、もっと家事の時間を短縮して、自分の時間(仕事と自分のやりたいことをする時間)を増やしたいと考えていました。

そのことを知人に話した時に、紹介されたのが勝間和代さんの「勝間式 超ロジカル家事」という本。

先日、読んでみました。

 

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経済評論家の、あの勝間和代さんが家事について書いた本。

自身も3人の子どもを育てたワーキングマザー。
どのように効率的に合理的に家事ができるか、勝間さん自身が試したことが書かれています。

料理に始まり、掃除、収納、お金のこと、さらにファッションについても言及。

どれも、手抜きで雑にするわけではなく、徹底的に無駄を省いて合理的に、
そして、コスパ(コストパフォーマンス)のよい方法が紹介されています。

”効率的” ”合理的” というのが好きな私は、へえ!なるほど!と興味深く読みました。

 

ただ、同時に、抵抗感も少なからず感じたのです。

特に、料理に関すること。

この本では、合理的に料理する方法として、蒸し機能がついたレンジや電気鍋などの調理家電を使うことを推奨しています。
野菜やお肉などの旨味を引き出す方法として、その素材に合った温度で調理する。そうすれば、普通にスーパーで売っている食材でもびっくりするほど美味しくなる。
そのために、調理家電がおすすめ。
一定の温度に保てるし、加熱の間、ガスのようにつきっきりでなくても安全である、ということでした。

なるほど〜!と思ったのですが、実はそれと同時に
”機械の調理でいいのかな”という思いが浮かんできました。

”子どもに食べさせる料理はちゃんと手をかけないといけないのでは・・・”
”ガス火で調理した方が美味しいのでは・・・”

などという思い。

そこから見えてきたのは、自分の中にある
主婦であるならば、ちゃんと手をかけた料理を作らなければならない、
作れなければならない、という思いでした。

(実際、実の母からも言われたりしますしね。)

 

もし、”自分がまだ学生だったら、独身で働いている時だったら”
想像してみたんですが、その時だったらまだ抵抗は少なかったような気がします。

”主婦だから” ”母だから” 家事(特に料理)をちゃんとしなくちゃならない、
そんな呪いを自分でもかけているようです。

 

でも、そんな”常識と言われること”を変えていかなければ、大きな変化も起きないんだな、というのも同時にに思いました。

 

「こうするのが当たり前」と思い込んでいることが多い家事について、
枠に捕らわれない合理的な方法を知る事ができ、また、自分の中の枠を認識するきっかけとなった本でした。

まずは、家にあるものの使っていない電子レンジの蒸し機能を使ってみようかな、と思います。

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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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