来年の手帳を決める-手帳会議のすすめ

来年の手帳がお店に並ぶ季節。選ぶときどのように決めていますか?
可愛いから?有名だから?
もちろん、憧れや、フィーリングで決めてもいいのですが、もっと自分にしっくりくる手帳を見つけたいなと思っているなら、「手帳会議」をしてみましょう。

目次

手帳会議とは

手帳会議とは、手帳の使い方や、どのような手帳を使うか考えること。
“会議”と付いているので、複数の人が集まって話し合うのをイメージするかもしれませんが、実際はひとりで、脳内で、または、紙やノートの上で、あれこれ手帳について考えを巡らすことが多いです。

(かつては、手帳好きの方がオフ会のような形で集まって話したりしていたようですが、今は、ひとりでする方が一般的になってきたようです。)

新しい手帳が発売される前にする方が多いですが、使い方を見直すために定期的に開催される方もいます。
SNSで”手帳会議”で検索すると、様々な投稿が拝見できるので、とても参考になります。

手帳会議で考えること

決まりはないですが、手帳会議で考えると良いことを挙げてみます。

手帳を使う目的

一番大切なことかも。手帳を使うことでどうしたいのかどうなりたいのか
手帳を使う目的をもう一度考えてみます。

  • 計画的に勉強したい
  • プライベートを充実させたい
  • 仕事をもっと効率的にこなしたい etc

SNSや雑誌などを見ると、素敵な手帳がずらり。あれもいいな、これも試してみたい、目移りしてしまいます。でも、あれこれ真似をしてみても、自分の本来の目的から外れていくと、手帳が続かない原因になったり、使い続けるのが辛くなる可能性も。

手帳選びや使い方に迷ったときに、戻ってくる原点になりますね。

今使っている手帳・使い方

今使っている手帳と、それをどのように使っているか、改めて書き出してみます。
手帳に何を書いているのか、いつ書くことが多いのか。
複数使っている場合は、使い分けなども。

(手帳好きあるある・・・なのか!?改めて書き出すと、こんなに持ってたっけ?と思うことがあります・・・)

今までの手帳でよかったこと・イマイチだったこと

今使っている、または過去に使っていた手帳でよかったこと、ここはちょっと使いづらかった・もうちょっとこうだったらなぁということを振り返ります。

同じ手帳でも人によって合う合わないがあります。自分の経験は、貴重なデータ。しっかり思い出してみます。

手帳に書きたいこと・使いたい手帳

今後使ってみたい手帳があれば書き出していきます。その時に、

  • サイズ
  • フォーマット
  • 価格 など

自分が手帳を選ぶ時に決め手となりそうな項目も書いておくと、後から決めやすくなります。

また、手帳に何を書きたいのかも合わせて書いておきます。

  • 絵日記を書いてみたい
  • 健康管理のために、健康状態や食べたものを記しておきたい
  • 家計管理のために、使ったお金を記録したい
  • 効率よく作業するために、予定時間とかかった時間を記したい など

できるだけ具体的に、思いつく限り書いてみます。

私は、基本的には、
1. 手帳を使う目的から書く内容を決め(書きたいことから選ぶ)、
2. その内容が書きやすいフォーマットを考え、
3. 今までの経験を加えて使う手帳を決めていく、
という流れで考えています。

ただ、順番に考えられるわけではなく、行ったり来たり。色々な手帳を調べていると、目的外なのに、惹かれるものに出会ってどうにか組み込めないか考えたり、あれこれ入れ替えたりしながら、進めています。

参考にどうぞ
手帳の種類とそれぞれの特徴を紹介します! 手帳とひとことで言ってもいろいろな種類(フォーマット)がありますね。 マンスリー?ウィークリー?バーチカル?言葉だけではピンとこない、どの手帳を選べばいい? ...

私の手帳会議2020

まだ最終結論には達してないのですが・・・こんな感じに進めています。

まずは大まかに現状把握

カフェでのんびりしながら、上に挙げた項目について書き出してみました。

書きたい項目を書き出していく!

日を改めて、今度は書きたい項目を付箋に書き出してみます。
付箋1枚に1項目。付箋の色はどういうスパンで(年間を通して/月ごと/週ごと/日ごと)書きたいか、確認したいかを基準に変えています。

項目を振り分ける

そして、今度はそれを、右ページのマトリックスに振り分けてみました。
まず、ページを上下に2分割。上に「持ち歩きする(外でも確認したい情報)」、下に「家に置いておく(家で確認できればよい情報)」という分け方です。。
そして、さらにそれぞれを十字に区切って4分割。年間通しての情報か(Y)、月ごと(M)、週ごと(W)、毎日(D)の4つの枠を作って、付箋を振り分けてみました。

今年の課題として、「手帳が重くて持ち運ばない日があったが、出先でもやっぱり確認したいことがある」ということがありました。なので、来年は、持ち運びを重視したコンパクトな手帳を1冊と、家に置いておいてじっくり書き込むものに分けてみようと、このような分類で考えてみることにしました。

使いたい手帳とマッチング

先ほど分類した項目を見て、それがうまく書き込めそうな手帳をリストアップ。そのほかにも使ってみたい手帳を書き出し、書きたい項目とマッチングさせていきます。

書きたい項目を8つの枠で分類した = 8冊使うというわけではなく、持ち運びたい情報はコンパクトな1冊の手帳に、家で確認できればよい情報は、複数の手帳に分けて書くことになりそうです。

というのも、今はここでちょっと中断中。一度は結論が出たつもりで、購入したものもあるのですが、もうちょっと精査したいな、と思っています。

最後に

もちろんこんなに時間をかけて考えなくても、フィーリングで選んでもいいのですが、手帳好きにとっては、この手帳選びでウンウン悩んでいる時間も楽しかったりします。

もし、今までの手帳がしっくり来なかったな、来年はもっと使いこなしたいな、と思ったら、手帳会議ぜひ試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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