”夢を叶える”系の手帳が使いこなせなかった理由

”夢を叶える”というフレーズがついた手帳術やノート術の本や雑誌が
数多く書店に並んでいます。

雑誌で手帳についての特集があると必ず”夢を叶える”という文言も出てくる。

掲載されている手帳やノートを見ると
本当にどれも可愛くて真似したい!と思ってしまいます。

そして”夢を叶える”ってなんかとても魅惑的な響き。

私もかつて、”夢を叶える”というフレーズのついた手帳を買ったことがあります。

が・・・結局ほぼ使わない状態で一年が終わってしまいました。

それはなぜだったのか?考えてみました。

 

目次

1. 夢を叶える系の手帳が使えなかった理由

”夢を叶える系の手帳”をなぜ使えなかったのか。

それは・・・

 

自分の”夢”が何か分かっていなかったから

 

・・・え!?

・・・ですよね。

 

いやーほんと、書くのもはばかられるほど、「あたりまえ」のことがわかっていませんでした。

自分の夢がわからない状態で、”夢をかなえる”ってどういうこと!?というもんです。

でも”夢を叶える”って子どもの頃から憧れじゃありませんか?
”夢を叶えてスポーツ選手になった”とか
”カフェを開いた”とか。

そういう人たちを見るとみんな輝いて見えて、
私もそうなりたい!

そんな気持ちだけが先走って、
どうやったら、何をやったら、自分がイキイキできるかを
全く考えていませんでした。

それで、夢を叶える手帳を買って使えれば自分もイキイキできる、
みたいな、いやーもーなんだか書いていて恥ずかしい。

そんな状態で使いこなせる訳がないですよね・・・

 

2. まず自分の夢を明確にする。話はそれからだ。

目指すところがわかっていなければ、進む道もわからないですよね。

今になってようやく、いろんなことが腑に落ちてきました。

 

ここ数年、引き寄せブーム?
自分が望んだ現実を引き寄せる、みたいな
本が多く出版されているし、そういうお話を聞く事も多いです。

そこで言われているのは、
自分が望むことは具体的にしよう、ということ。

自分がどのような物を欲しているのか、
細部に渡るまで想像する。言葉にする。

また、幸せになりたいなどの抽象的な想いも
自分がどのような時に幸せを感じるのか、
どのような状態になったら幸せと言えるのか、
明確にするということ。

明確な目標に向けて、スケジュールを立てたりするのは手帳の得意とするところ。

まずは、目標となる状態(ゴール)を決めることが大切なのですね。

(引き寄せの法則は、具体的に願えば(願っただけで)叶う、というような
書き方のものもありますが、やっぱり実行動も伴わないと願った現実は起こらないですよね。)

(そして、先日改めて、私が買った手帳の元となった本を見たら、
”まずは夢や目標をはっきりさせよう”ということがちゃんと書かれていました。
手帳だけを見て、ちゃんと使い方を理解してなかったんですね・・・)

 

3. 最後に

それで、今、私の夢が明確か、
と言われれば、実はまだ「はい!」と答えられる状態ではありません・・・^^;

自分の本心、自分が本当に望むことを見つけるのは
なかなか難しいな、と感じています。

学生時代、就職するまでは、
ほぼ自動的に次々に新しい目標が現れ
(テストに入試、部活の大会とか)
目の前のことをクリアしていくことしか考えていませんでした。

就職しても、次々くる仕事。
目の前の課題はあるし、
好奇心旺盛なほうなので、いろいろ学びたくなってしまう。

目の前の課題ややりたい事に気を取られ、
もっと長期的な、人生で成し遂げたいこととか、
どんな人になりたいか、とかあまり考えて来なかった。

それに加え、割と人の目を気にする性格。

何かやりたいと思っても、
それが自分が本当に望むことなのか、
世間的によいからやりたい、と思ってしまうのか、
考え出すとわからなくなることもあります。

でも、人生の目標や夢が明確でないからといっても
日常が楽しくない訳でもないし、
日々出会うものからひょこっと人生の目標が見つかったりもするのかな、とは思います。

自分と向き合う時間をしっかり取りつつ(手帳で確保!)
目の前のこともキチッと積み重ねて行くのが大切だと感じています。

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自分の人生の目標などを考えるきっかけになった本。
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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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