2024年も後半になり、続々と来年の手帳が発表されています。新しい手帳が出たり、既存の手帳にも変更点があったり。私が気になった2025年版手帳のニュースをまとめます。
手帳選びの参考にしていただければ幸いです。
ジブン手帳
『「1年で終わり」ではなく 「⼀⽣つかえる」⼿帳へ。』がコンセプトのジブン手帳。自分のことを記録し、整理することで、自分のことをよく知り、好きになれる、ライフログの元祖ともいうべき手帳です。
24時間の時間軸があるバーチカルが特徴的で、基本的な「スタンダード」、ビジネスシーンに使いやすい「Biz」、ライフログ初心者におすすめの「Lite」、1日1ページタイプの「DAYs」の4種類があります。
ジブン手帳DAYsが1冊に!
2025年版の大きな変更点として注目すべきなのは、1日1ページタイプのDAYsが2冊の分冊タイプから、1冊に統合されたこと。従来のものは、1〜6月・7〜12月と1年間で2冊の分冊になっていました。こちらが、2025年版は、年間を通して1冊になりました。
以前から、1冊にして欲しいというユーザーの声が多く、それに応える形での変更となったようです。
SUNNY手帳
「あなたの1年を晴れにする」をテーマにしているSUNNY手帳(サニー手帳)。気分を明るくしてくれる黄色がテーマカラーです。
手帳のフォーマットは、時間軸のないセミバーチカルのウィークリー、カレンダーページとメモが豊富なマンスリー、日付がない1日1ページのデイリーの3種類あります。
それぞれに、ゴムバンドで留めるものや、マグネット式のフラップ付きのものなど、複数のタイプのカバーがあります。
用紙がトモエリバーSに
SUNNY手帳の用紙は、毎年、よりよい紙を求めて変更されていますが、2025年版は、トモエリバーSが採用されました。
「トモエリバーS」は、かつて巴川製紙所が製造していた「トモエリバー」という紙の後継製品。トモエリバーは、とても薄く軽いので、持ち運ぶことの多い手帳に適した用紙で、万年筆で書いても裏抜けしにくく、幅広い筆記具に対応しています。ほぼ日手帳で使用されていることで、その名がよく知られるようになりました。トモエリバーSもトモエリバーの薄くて書きやすいという性質を継承しているようです。
2021年に巴川製紙所でのトモエリバー製造中止が発表され、各社新しいトモエリバーSに切り替えられています。
今回、2025年版でSUNNY手帳もトモエリバーSが採用されることになり、より書き心地の良い手帳になるのが楽しみです。
pure life diary
手帳といえばスケジュールを管理するもの、と思っている方も多いと思いますが、pure life diary(ピュアライフダイアリー)は、スケジュール管理を目的としない、自分を整えたり、自分をより深く知るための、ワーク型の手帳。
「まじめながんばり屋さんが感性をみがいて自分にやさしくなれる手帳」というメッセージが込められています。
巻頭にある自分を深掘りするワークや、毎日のよかったことや気持ちを記録することを通して、ありたい自分に近づいていくための手帳です。
詳しくは、下記の記事でも紹介しています。
デイリーページが見開き1週間に
pure life diaryは、2021年に登場した割と新しい手帳で、開発者の方がユーザーの声を取り入れて、毎年リニューアルされています。2025年版の大きな変更点は、日々のことを書くデイリーページが、見開き1週間分になったこと。
今までは、1ページに2日分、見開きで4日分書くスペースが取られていましたが、今回のリニューアルで、左のページに月曜〜木曜の4日分、右ページに金曜〜日曜とメモ欄で、見開きで1週間分記入できるようになりました。
1日分のスペースが少し狭くなりましたが、より気軽に続けやすくなったのではないでしょうか。
他にも用紙の変更や、ワークの改善など、さまざまな変更点があります。ぜひ公式サイトも確認してみてくださいね。
STALOGY
粘着クリーナーの”コロコロ”の会社が、”ありそうでなかったもの”を目指して立ち上げた文房具ブランド、STALOGY(スタロジー)。アイデアのメモや、取材の記録など、編集者のために作成された365デイズノートが、シンプルで使いやすく、多くの方に愛されています。
マンスリー手帳が登場!
365デイズノートと一緒に使える薄型のマンスリー手帳が、2025年版で新登場しました。A5とB6の2サイズ、それぞれカラーはブラックとグレーがあります。横幅がやや細くなっているので、ノートに挟み込んでも飛び出さず一緒に持ち運ぶこともできます。もちろん365デイズノートとお揃いで使うこともできますが、シンプルなデザインなので、他のノートに合わせても。ノートにカレンダー機能が追加できるので、バレットジャーナルなどをするときにもちょうどいいですね。
最後に
続々と新しい手帳のニュースが流れてきて、手帳好きとしては、とてもワクワクする季節です。いろいろな手帳を調べながら、来年の手帳について思いを巡らせたいと思います。
コメント