自分好みの組み合わせが楽しめる万年筆、Fonte biiro(フォンテビーロ)

初めての方にもおすすめなお手頃価格の万年筆、Fonte(フォンテ)。従来の商品は、キャップの色が選べたのですが、今回、本体とパーツを組み合わせて、自分好みの万年筆が作れる「Fonte biiro(フォンテ ビーロ)」というシリーズが登場しました。

目次

Fonte biiro(フォンテ ビーロ)ってどんな万年筆?

好きな色の本体と、先端につけるパーツを選んで、自分だけの特別な万年筆が作れるシリーズです。

biiro(ビーロ)は、イタリア語で”2つの”を表す「bi」と日本語の「色(iro)」を組み合わせた言葉で、「2つの色を組み合わせて万年筆を作る」という想いが込められているそう。

万年筆本体は7色、パーツは10色あり、70種類の組み合わせが楽しめます。
パーツは何度でもつけ外しが可能なので、気分によって、色の組み合わせを変えることもできます。

本体はアクリル素材で、透け感があり、高級感も感じる見た目。お手頃価格で、本格的な万年筆が楽しめます。

本体には、インクを入れるコンバーターが付属しているので、自分の好きなインクを入れて楽しむことができます。
お手軽に楽しみたい人は、別売りのカートリッジを購入してみてください。欧州規格のカートリッジが使えるので、他のメーカーのインクを使うこともできます。

ペン先は、極細(EF)のみ。

【カラーラインナップ】
■本体:スケルトン、アイボリー、ピンク、ブルー、トープグレー、ミッドナイトブルー、ワインレッド
■パーツ:スケルトン、アイボリー、ピンク、ブルー、トープグレー、ミッドナイトブルー、ワインレッド、オレンジ、イエロー、パープル

万年筆を組み立ててみる

購入した本体と、パーツを組み立ててみます。今回、私は、トープグレーの本体と、イエローのパーツを購入しました。

左側にあるのがパーツで、上から、リングパーツ、ゴールドリング、エンドパーツ。

リングパーツは、キャップの先端にネジ式で回してはめます。
ゴールドリングとエンドパーツは、本体のお尻の方にそれぞれ押し込んではめます。

パッケージの側面につけ方が書かれているので、見ながらつけてみました。
あまり力を入れずにつけることができました。パーツは、繰り返しつけ外しできます。

パーツをつけるとこんな感じです。

グレーと黄色の組み合わせが好きなので、満足いくカラーリングで嬉しいです。

実際に書いてみる

本体に、透明なコンバーターがセットされています。今回は、セーラー万年筆の四季織シリーズ、「仲秋」のインクを入れることにしました。少し紫がかったグレーのインク。本体のトープグレーに合うかなと思って、この色を選びました。

Fonte biiroの字幅は極細(EF)です。手持ちの他の万年筆と書き比べしてみます。

ラミー サファリのEFと書き比べ。上がFonte biiro、下がラミー サファリ。
同じEFですが、Fonteの方がやや細い線になっています。

一般的に、海外メーカーの方が同じ字幅でも太めの筆記線になると言われているので、まさにそのような感じなのかもしれません。

書き心地は、引っかかりもなく、スラスラと書けました。鉄ペンのサリサリした感覚でもなく、紙の上を割とスムーズにペンが動くので、気持ちよく書けました。

最後に

自分で好きな色の組み合わせを楽しめるFonte biiro。書き心地も良く、また、比較的お手頃価格で、初心者の方にもお勧めできる万年筆だと思います。ぜひ、お好きな組み合わせで楽しんでみてくださいね。

価格
⚫️本体:1,980円(+消費税)
⚫️パーツ:300円(+消費税)

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この記事を書いた人

高校生のころから手帳を使い始め早20年。
手帳と文具大好き。
今は、海外の自作手帳術、バレットジャーナルにはまっています。
手帳や文具について、バレットジャーナルの魅力などについてお伝えします。

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